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2020年09月29日
ホームページをご覧の皆様初めまして、合同会社トモインターチェンジです。 弊社は法人向けインターネットサービスを提供している会社になり、日本全国に様々なワイヤレスネットワーク(無線回線WiFi)を導入し事業展開をしております。
本日は事業内容の一つであるサブ回線(フェイルオーバー / 英:Failover)についてご説明をしていきます。
日本ではまだフェイルオーバーという言葉が浸透しておらず聞き慣れていない言葉になっております。今の時代では法人様のオフィスや店舗は必ずインターネットが必要になる時代になっておりオフィス、店舗などは光回線などを引いて有線回線を使用しているケースが多いかと思われます。
しかし有線回線のみですともし何らかのトラブルによって有線回線が遮断された場合、インターネットが使えなくなり業務に支障が出てくると想定されます。
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Gartner(アメリカのリサーチ&アドバイザリ企業)によりますと1時間のダウンタイムは大企業にとって約$300,000のロスに相当します。
ダウンタイム=インターネット接続が切れた時間
ダウンタイムになると様々な問題が発生します。例としては
などこれ以外にも最悪なケースが想定され莫大な被害が出てしまう可能性があります。特に店舗や 支店も多く構える企業様は1本の回線(主にDSLや光回線)に頼るとリスクは高いでしょう。
フェイルオーバーとは、メインサーバー(店舗・オフィスで主に使用する光回線など)で異常事態が発生したとき、自動的に別の待機サーバー(4G LTEの無線回線など)に切り替える機能です。
弊社が提供するCradlepointのCBA850ルーターは、海外ではもちろん、日本国内でも多くのアパレルショップ(2019年から100店舗以上)に設置されております。
アパレルショップに関しては、多くのデバイス、社内アプリ、従業員、お客様が常に店舗・オフィスのインターネット接続を必要とします。例えばメイン回線が99.5%の場合稼働したとしても、 0.5%の不足は毎月4時間のダウンタイムに相当します。ブランドの信頼性にもダメージを与えますが、これは非常に大きな金銭的負担($1,200,000に相当)です。
トモネットワークが提供するCradlepointのルーターで接続時間を99,999%に上げることができ、お客様のコスト削減と効率増加に貢献いたします。
弊社が提供するCradlepointのCBA850ルーターは2019から店舗・オフィス・空港など北海道から沖縄まで日本各地で設置されています。
主なメリットとしては:
と、3点ございます。
まずは工事不要の点ですが、既存の通信インフラ・光回線などは一切いじったりはしません。お客様の通信インフラによりますが、大体の場合はルーターのLANポートをモデムのWANに繋ぐだけでOKです。 有線回線のWANが遮断されると、トラフィックは自動的にCradlepointの無線回線に転送されます。
なのでルーターを設置する最中も、使用中の回線やデバイスをシャットダウンする必要も全くございません。
次の点としては、複数の回線を使用できることです。
ご覧の通り、CBA850のルーターにはSIMカードを2枚挿入することができます。実際、日本国内で導入されているお客様もSoftbank回線のSIMとNTT回線のSIMを1枚ずつ入れております。
例えばSoftbank回線のネットワークがダウンしたりある通信速度を下回ると、ルーターが自動的にSIMを切り替えNTTの回線を引っ張ってくるというシステムです。普段使っている有線回線が遮断された場合、その時に一番効率が良かったSIMにフェイルオーバーし店舗・オフィスのインターネット環境を安定させるということです。
最後の点は、Cradlepoint独自のクラウド型管理システムのNetcloud Managerです。
Netcloud Managerにログインし、CBA850を導入している日本国内の全店舗・営業所のデータ使用量が監視できます。例えば、もし都道府県Aにある営業所Bに設置しているCBAルーターの使用量が他の営業所と比べてやけに多ければ、その営業所で使用しているメイン回線が頻繁に遮断されているという意味です。
クラウド管理はメリットが多く、ルーターやアンテナが傷ついていない限りは全ての故障・トラブルにリモートで対応でき、わざわざアポイントを切ってエンジニアが現場訪問する必要はございません。
フェイルオーバーの導入をご検討されている方は、こちらから気軽にお問い合わせください。